何となく、金曜日(試合の前日)に不思議なことを思った。
先週よりずっと寒くなってきた冬の奈良親里の、駅前をてくてく一人で歩きながら
これも同じ1日で、何も特別な日ではない
今日から何かが始まるとか ましてや今日で何かが終わるとか
今日を節目にがんばろうとか
そういうことを人は言うけれど
何ということもなく今日は今日 今日もまたいつもと同じ1日なのだ
そんなふうに思った
私は金曜日の夕方、何をしていたかといいますと、手帳を片手に
親里の町を2時間近く歩き回っていました。
深い意味は無いのだけど いつもお世話になっているこの町の
どこにも似ていない風変わりな風景の中で
どこの角を曲がると何があり、ここからここまで何分ぐらいかかり
スーパーマーケット、病院、ちょっとした軽食やおにぎりなどを買える場所
などを自分なりにメモしながら、MY地図を作っていました
グーグルマップもスマフォでポンもいいのだけど、
この古びたアナログの町にはメモとペンと手帳が似合う気がして
昨日試合が終わって(負けて)
こう思った
これも同じ1日で、何も特別な日ではない
今日から何かが始まるとか ましてや今日で何かが終わるとか
今日を節目にがんばろうとか
そういうことを人は言うけれど
何ということもなく今日は今日 今日もまたいつもと同じ1日なのだ
そして あれ?昨日も同じことを思ったぞ?と思いました。
全日本選手権で負けるとさあ、何とも言えない喪失感がる。
もう試合がないので、シーズン最終戦で負けるということは後がない試合で負けて取り返しがつかないことを意味する。
次で頑張ることができないのだ。
次がないので。
仮にその年に勇退する選手がいる場合は、花道を作ってやれなかったという実に悔しい思いがふつふつと
なんだかんだと勝つ気なので
勝てる気なので
応援する側も 負けないと思ってるから土曜日はパスして日曜日から見に来ようとか
会場の観戦者配布用のパンフレットはもう数があまりないので準決勝では配らないで決勝に取っておこうとか
まあ本当にどの口が言う!!
みたいなことになってしまいましてー
だけどもう一度書いておきましょう
これも同じ1日で、何も特別な日ではない
今日から何かが始まるとか ましてや今日で何かが終わるとか
今日を節目にがんばろうとか
そういうことを人は言うけれど
何ということもなく今日は今日 今日もまたいつもと同じ1日なのだ
そうそう 別に何も変わりはしないのだ 世の中は
チームも選手もまた ユニフォームを洗濯してスティックを片付け
運動シューズを革靴に履き替えて選手は会社に出勤する
会報フラーテルファミリーも過酷なスケジュールの中、この決勝の前日に寝ないで校正を出してきましたよ!
だからもうすぐ発行されるはずだ
ところで(笑)
うちは1年を通してほとんど負けないのだが (せいぜい1試合 多くて2試合)
「来るたび負け試合なのよ!」という人がいました(驚)
むしろ、それはすごいよ!
「もう私見に来ない方がいいでしょうかね・・・(涙)」
と聞かれましたので
「いいえ、恐れず見に来てください!」
と即答しました、かぶせ気味に(笑)
「だって私が来ると負けます」
「いいえ!あなたが来ているにもかかわらず勝てるような、そんなチームを目指します!」
「おお!!!なんてありがたい言葉!行きます、次回も!」
「どぞ!!今シーズンはもう試合がありませんが来シーズンよろしく!」
まあいろいろありますよ!
広報生活も10年 こんなことは少しもなんとも思わない
負けたことの悔しさや悲しさはありますが
それはそれ これはこれ
なのであります。