よだかの星、とは宮沢賢治の作品の名前。醜いよだかが僕はこんな姿で生きていたくないといい、空に向かって飛び続けた結果、燃え尽きて星になるという、実に宮沢賢治っぽいアンハッピーエンドのお話、だったと思う。
バッドエンドではなくアンハッピーエンドという表現の方が正しい気がする。

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その、岩手県が生んだ巨匠・宮沢賢治の作品名を宮城県仙台市の名産料理てある牛タンのお店の名前にして、愛知県の東海市で開業しているのは何か深いいきさつやこだわりがあったりするのかな?

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東海市だけど結構まあまあな値段です。一般的な牛タン屋よりやや低めの設定は、さすがに2000円越えでは戦えないからだろうか?

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店の造りや雰囲気は間違ってもカジュアルな「ぎゅーたんや」ではない。
和牛をたべさせてくれるレストラン的な雰囲気かな?
その雰囲気にマッチした立派なメニュー。

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……にプラス後付け感満載のラミネートメニュー…。
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肝心の牛タンは……
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牛タンの定食
何か足りないと思ったら、あの辛い味噌漬けがない!別売り!
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三種の牛タン盛り合わせ
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テールスープは「お代わり自由」と銘打っているものの……
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湯飲みサイズ!これはちょっとどうなのよ、フードジャーナリスト和牛部門牛タン専門家(←嘘です)のワタシ的にも全く評価できんな!
大人なら一口だよ?

総評的には、味は悪くないのだけど盛り付けがイマイチ貧弱なのと、第一印象価格を定食で1800円~というきわどい所に抑えるために、漬け物やらテールスープらやらの重要な名脇役を犠牲にしてしまったことが惜しまれる。

その結果、一般人から見たら周囲の飲食店(ファミリー向けレストランが軒を並べている)より高い、という印象になり、
一方でわざわざ食べに来る牛タン好きファンから見たら「邪道」のセットメニューと感じるだろう。

結局、ターゲットを絞り切れていないからコンセプトが揺らぎ右往左往してしまうのだろう。
そして一般人からもマニアからも何か足りないお店になってしまうのはよくある話。


軽い口調のバイトくんがバサッと置いていく例の後付け感満載のラミネートメニューの中身はほぼ居酒屋と変わらん……。
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む~、厳しい。悪くないだけに健闘を期待したいが……。

次に通りがかったとき、もしまだお店があったら行こうと思います。(冷酷)